用語集 最終更新 2026.04.03

KEV Catalog

KEV Catalog は Known Exploited Vulnerabilities Catalog の略です。
すでに実際の攻撃で悪用が確認されている脆弱性を、CISA が一覧化したものです。

脆弱性対応で悩みやすいのが「理論上危険なのか、現実に狙われているのか」という差です。
KEV Catalog は、その判断でかなり役立つ一覧です。

まず押さえたいポイント

  • 「理論上危険」ではなく、実際に悪用が確認された脆弱性が入る
  • 優先的に対応すべき候補を見つけやすい
  • 公的な注意喚起としてかなり重い情報

どんな場面で使うか

  • 緊急パッチの優先順位付け
  • 外部公開機器のリスク確認
  • VPN 製品や管理画面の脆弱性対応
  • 社内でのエスカレーション判断

どんなふうに理解するとよいか

KEV Catalog は「今まさに現実の攻撃と距離が近い問題を見る一覧」と考えると分かりやすいです。
CVSS の数値だけでは分からない緊急性を、かなり実務寄りに判断しやすくなります。

押さえておきたい注意点

CVSS の点数だけでは優先度が見えにくいときでも、KEV Catalog に入っているかは重要な判断材料になります。
ただし、自社がその製品や条件に当てはまるかは別途確認が必要です。

また、一覧に入っていない脆弱性が安全という意味でもありません。
KEV Catalog は優先判断の強い材料ですが、ベンダー情報や公開範囲、運用状況と合わせて見るのが基本です。

実務で見るポイント

  • 外部公開機器から優先して確認する
  • ベンダー修正情報とあわせて見る
  • 社内の緊急度判断に使う
  • 「点数」より「悪用実績あり」という事実を重く見る

この用語を読むときのコツ

KEV Catalog は単語だけ暗記するより、「どんな場面で出てくるか」「何と一緒に語られるか」をセットで押さえた方が理解しやすいです。記事や設定画面で見かけたら、何を決めるための用語なのかまで見ると意味がつながりやすくなります。

最初のうちは、このページだけで完結させようとしなくて大丈夫です。 下の関連用語や関連記事も一緒にたどると、KEV Catalog がどの文脈で使われる言葉なのかがかなり見えやすくなります。

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