ACL は Access Control List の略で、通信を許可するか拒否するかを条件ごとに決めるための仕組みです。
送信元や宛先、プロトコル、ポート番号などを条件にして、ネットワーク機器で通信制御を行うときによく使われます。
ネットワークを分けるだけでは足りない場面で、「どこからどこへ、何を通すか」を整理するための基本要素です。
VLAN、L3、ファイアウォール設定の理解にもつながります。
まず押さえたいポイント
どんな場面で使うか
- 部署間の通信制御
- 管理ネットワークへの到達制限
- サーバーや業務システムへのアクセス制御
どんなふうに理解するとよいか
ACL は「通してよい通信を条件で並べる仕組み」と理解するとつかみやすいです。
ファイアウォール全体の話よりも、もっと細かく「どの通信をどこで許可するか」を決めるためのルールに近いイメージです。
特に、VLAN を分けたあとに「では、その間の通信をどうするか」を考える場面で ACL が効いてきます。
ネットワークを分ける話と、分けたあとに何を通すかの話は別だと意識すると、役割を整理しやすくなります。
押さえておきたい注意点
ACL は順番の影響を受けることが多く、書き方を誤ると必要な通信まで止まります。
「とりあえず deny」を入れる前に、どの通信が必要かを整理するのが大切です。